琉球大学の西田副学長をはじめとして、熱帯生物圏研究センター西表研究施設の先生方・スタッフの方々の全面的な受け入れとご協力のもと、4泊5日の西表実習を実施した。
今年は天気にも恵まれ、西表島の大自然でフィールドワークを存分に体験することができた。森の中を歩くトレッキングでは、板根の発達した樹木や巨大なドングリ(オキナワウラジロガシ)が見られ、本州との植生の違いが印象的だった。西田川でのリバーカヤックでは、汽水域ならではの現象(海水と淡水の層)やマングローブ林も観察できた。ウェットスーツを着用し、沖に出て行ったシュノーケリングでは、サンゴの厳しい現状も目の当たりにした。西表研究施設内にセマルハコガメやカンムリワシが現れるなど、予期せぬうれしい出会いもあった。
琉球大学の皆様には、プログラムのアレンジ・解説・同行を含めてきめ細やかにご対応いただいた。厚く御礼申し上げたい。
教員: | 松沢 哲郎、幸島 司郎、福島 誠子 |
学生: | Kristin Ann HAVERCAMP、井上 漱太、川北 安奈、川口 ゆり、KIM Mi Yeon、 Josue Samuel Alejandro PASTRANA 、LIU Jie |