西表島実習・集合写真
日程
2019年10月16日~20日
概要

琉球大学の西田学長はじめ、熱帯生物圏研究センター西表研究施設の先生方・スタッフの方々の全面的な受け入れとご協力のもと、4泊5日の西表実習を実施した。

毎年フィールドや内容を少しずつ変えていただき、今年は洞窟探検が加わった。森の中にある自然のままの鍾乳洞に入れたのは貴重な体験だった。 シュノーケリングは星砂の浜で行った。風の強い日でリーフ外側は波が高かったが、リーフ内側は驚くほど穏やかで、サンゴの海をじっくり観察することができた。

伊澤先生にはイリオモテヤマネコの講義、演習を担当いただいた。今回は農場で糞が見つかり、イリオモテヤマネコが人里近くを利用していることが実感できた。ロードキル対策など保護の取組みと課題についても学べて大変有意義だった。

琉球大学の皆様には、プログラムのアレンジ・解説・同行を含めてきめ細やかにご対応いただいた。厚く御礼申し上げたい。


教員: 湯本 貴和、幸島 司郎、福島 誠子
学生: Kristin Ann HAVERCAMP、Himani Nautiyal、Vanessa Nadine GRIS、Pandora PINTO、内藤 Annegret 素、James Gerard BROOKS、義村 弘仁、大西 絵奈、鳥井 朋恵

旅程
16日:西表島入島、公開講座に参加
17日:鍾乳洞探検、船浦湾からカヤッキング、ピナイサーラの滝までトレッキング
18日:浦内川クルーズ、カンビレーの滝までトレッキング・植生観察、 星砂の浜でシュノーケリング
19日:イリオモテヤマネコの講義・農場で痕跡探し・カメラトラップの画像分析、 西表野生生物保護センター見学
20日:離島


洞窟探検

カヤッキング

ヒナイ川でカヤッキング

ピナイサーラの滝にて


浦内川クルーズ

植生観察

カンビレーの滝にて

星砂の浜でシュノーケリング(琉球大から提供)


イリオモテヤマネコ講義(琉球大から提供)

農場にてカメラトラップ回収

ロードキル対策見学

野生生物保護センター見学