2020年度まではゲノム実習として開講されました。
Takashi Hayakawa
世界遺産の島・屋久島で、フィールドワークを経験しませんか?豊かな自然の中で、自らの手足を動かして、観察や試料採取をします。何ごとも、見聞きするのと、実際にやってみるのは大違いですが、特にフィールド調査は、実際に現場にいって初めて実感できることが多いものです。野外調査の経験や、大学院での研究分野は問いません。野外調査をしたことがない方や、大学院ではミクロの研究を志している方も歓迎します。 フィールド科学実習(以下、屋久島実習)には、タンザニア、インド、マレーシア、ブラジルの大学院生も参加します。皆さんと同じように、生物学を専攻する大学院生です。屋久島実習は、英語を公式言語としますが、参加者の英語能力は問いません。英語で話した経験の少ない方や、英会話に自信がない方の参加も歓迎します。海外からの同世代の参加者と積極的にコミュニケーションを取ってみてください(海外からの参加者も英語を母国語とする人は多くありません)。 これに続くゲノム科学実習(以下、ゲノム実習)では、屋久島で採取した試料を使って、様々な実験と解析を行います。DNAを扱った経験の少ない方向けのコースと共に、次世代シーケンサーに関する実習も行います。フィールドでのサンプリングと、それに続くゲノム分析を通して経験することで、フィールドワークもラボワークも行える研究者を養成することを目指しています。なお、フィールド実習とゲノム実習の両方を受講することをお勧めしますが、必須ではありません。皆さんの興味や経験に応じて、片方だけを受講していただいても結構です。 なお、本実習は、また、京都大学理学研究科 生物科学専攻の正式な単位として認められます。また霊長類・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の実習でもあります。
屋久島実習およびゲノム実習は、春と秋の2回開催します。秋のゲノム実習は、犬山の霊長類研究所で行います。(フィールド科学実習は、屋久島で行います。) 春・秋どちらの実習に参加いただいても構いません。
京都大学理学研究科 生物科学専攻に所属する大学院生、および、霊長類・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の履修生。学年は問いません。
・Introduction.pdf(屋久島実習と共通)
・申し込み用紙.doc(屋久島実習と共通)
概要および申し込み方法は、こちらのページでご確認ください